京都工芸繊維大学造形工学科実技過去問題

京都工芸繊維大学の入試課題です。何も見ずに与えられた条件から立体作品を構想し、描写するという課題。

2008年 設問>
下記の〈材料〉を使用し、〈制作条件〉に従って「情報」を表現する立体作品を作りなさい。次に、その立体作品が空中にある情景を想像して、〈描写条件〉に従って写実的に描きなさい。

〈材料〉
1)1辺50pの正方形の薄い紙5枚、うち3枚は灰色で不透明、2枚は白色で半透明。
2)直径5pのガラス玉。個数は1個以上5個以内とする。色と透明度は自由に設定してよい。

〈制作条件〉
1)紙を自由に折ったり曲げたり、互いにくい込ませたり、貫通させることができる。
2)紙を切断して枚数を増やしてはならない。
3)ガラス玉を切断したり、紙をガラス玉にくい込ませたり貫通させることはできない。
4)紙とガラス玉は、重力を無視して空中に浮遊させる。
5)紙はほかの1枚以上の紙と必ず接すること。ガラス玉は互いに離して設置すること。

〈描写条件〉

1)見る方向は自由に設定してよい。
2)背景を描く必要はない。
3)陰影をつける。
4)鉛筆(黒)を用いる。
5)定規やコンパスを使用しては行けない。
6)提出用紙は、受験番号欄を右にして横長に用い、その面に描く。点線から右の部分には描いてはいけない。
7)提出用紙の受験番号欄に受験番号を記入する以外、どこにも記号・数字・文字などを書いてはいけない。
2007年 設問>
下記の〈材料〉のすべてを使用し、〈制作条件〉に従って「緊張感のある柔らかさ」を表現する立体作品を作りなさい。その立体作品が置かれている情景を想像して、〈描写条件〉に従って写実的に描きなさい。

〈材料〉
1)一辺4mの正方形のナイロン製布が1枚。白色半透明で伸縮する。
2)長さ2m、直径10pのアルミ製ポールが2本表面は銀色。
3)長さ3m、直径10pのアルミ製ポールが2本。表面は銀色。
4)長さ5m、径10pのアルミ製ポールが1本。表面は銀色。

〈制作条件〉
1)立体作品は、深さ10pの水が一面に広がっているところに設置する。水底は黒色で平らである。
2)材料どうしを自由に接着することができるが、切断してはならない。
3)材料を水底に自由に接着することができる。
4)ポールを曲げてはならない。
5)ポールは布を貫通してもよい。

〈描写条件〉

1)見るは高さは水面から1.5m(ほぼ人間の目の高さ)とする。
2)水面は作品の周辺だけを描けばよい。
3)陰影をつける。
4)鉛筆(黒)を用いる。
5)定規やコンパスを使用してはいけない。
6)提出用紙は、受験番号欄を右にして横長に用い、その面に描く。点線から右の部分には描いては行けない。
7)提出用紙の受験番号欄に受験番号を記入する以外、どこにも記号・数字・文字などを書いてはいけない。
2006年 設問>

下記の〈材料〉のすべてのものを使用し、〈制作条件〉に従って「童心」を表現する立体作品を作りなさい。次に、その立体作品が白色の水平面に置かれている情景を想像して、〈描写条件〉に従って写実的に描きなさい。

〈材料〉
1)縦、横30p、厚さ3pの正方形の木の板が1枚。木の板には直径20pの穴がくり抜かれている。木目(年輪の線)があり、色は木の自然色
2)長さ1m、太さ5pのロープが2本。色は黒色。
3)長さ50p、太さ31pのロープが1本。色は赤色。
4)長さ1m、太さ1pのロープが2本。色は白色。


〈制作条件〉
1)木の板、ロープは切断してはいけない。
2)ロープは、曲げたり、ねじったり、自由自在に変形させることができるが、変形させることによって、長さや太さが変わることはないものとする。
3)木の板とロープ、およびロープどうしを自由に組み合わせて、テーマに沿った一つの立体作品を作る。
4)立体作品は、重力を無視して形を作ることができるものとする。

〈描写条件〉

1)見る方向は斜め上からとする。
2)水平面は一部だけを描けばよい。
3)すべての材料が一部だけでも見えるように描く。
4)陰影をつける。
5)鉛筆(黒)を用いる。
6)定規やコンパスを使用してはいけない。
7)提出用紙は、受験番号欄を右にして横長に用い、その面に描く。点線から右の部分には描いては行けない。
8)提出用紙の受験番号欄に受験番号を記入する以外、どこにも記号・数字・文字などを書いてはいけない。

2005年 <設問>
下記の〈材料〉のすべてのものを使用し、〈制作条件〉に従って「再生」を表現する立体作品を作りなさい。次ぎに、その立体作品が白色の水平面に置かれている情景を想像して、〈描写条件〉に従って写実的に描きなさい。

〈材料〉
1)短辺30p、長辺50pの直交格子状(網線どうしが直角に交差している)の金網が1枚。金網の網線の太さは直径が2oで、網線間隔は縦横共2p。金網の四周の枠は直径5
oの鉄線。金網の色は灰色。
2)短辺4p、長辺40p、厚さ2oの鉄板が2枚。色は共に片面が白色で片面が黒色。厚さの部分は共に黒色。
3)直径8pの黄色の球が2個。
4)一辺5pの白色の立方体が2個。
5)直径5p、高さ10pの赤色の円錐が1個。

〈制作条件〉
1)金網及び鉄板は、自由自在に折ったり、曲げたり、ねじったりすることが出来るが、切断することは出来ない。
2)すべての材料は、少なくとも他の一つの材料と接していなければならない。
3)それぞれの材料は、特殊な接着剤を用いて相互に接着したり、水平面に固定することが出来る。

〈描写条件〉

1)見る方向は斜め上からとする。
2)水平面は一部だけを描けばよい。
3)すべての材料が一部だけでも見えるように描く。
4)陰影をつける。
5)鉛筆(黒)を用いる。
6)定規やコンパスを使用しては行けない。
7)提出用紙は、受験番号欄を右にして横長に用い、その面に描く。点線から右の部分には描いては行けない。
8)提出用紙の受験番号欄に受験番号を記入する以外、どこにも記号・数字・文字などを書いてはいけない。

2004年 <設問>
下記の材料のすべてを使い、<制作>にしたがって「力強さ」を表現する立体を作りなさい。
次に、その立体作品が白色の水平図に置かれている情景を想像して、下記の<条件>にしたがって写実的に描きなさい。
<材料>
1)一辺30pの白色の立方体が1個
2)短辺10p、長辺30p、高さ60pの白色の直方体が1個。
3)短辺20p、長辺30p、高さ60pの透明の直方体1個。
4)直径30pの黒色の球が1個。
5)直径15p、長さが3メートルの白色の円柱が1本。

<制作>
1)円柱は自由自在に曲げることが出来るが、曲げることによって直径や長さが変わることはない。
2)立方体、白色の直方体、球それぞれに円柱を通すための穴を一つ開ける。透明の直方体には穴を二つ開ける。
3)穴の直径は円柱を通すために必要最小限度の大きさとする。
4)穴は立方体内部で曲げることが出来る。
5)すべての穴に円柱を通して立体作品を作る。
6)特殊な接着剤を用いて、材料を相互に接着したり、水平面に固定することが出来る。

<条件>
1)見る方向は斜め上方からとする。
2)水平面は一部だけを描けばよい。
3)陰影をつける。
4)鉛筆(黒)を用いる。定規やコンパスを使ってはいけない。
5)提出用紙は、受験番号を記入する箇所を右にして横長に用い、解答はその面に描く。点線から右の部分には描いてはいけない。
6)提出用紙の所定欄に受験番号を記入する以外、どこにも記号・数字・文字などを書いてはいけない。
2003年度 <設問>
下記の材料のすべてを使い、それらを接着して一つの立体作品を作りなさい。
次に、その立体作品を一枚の膜で包み、その包みが白色の水平図に置かれている情景を想像して、下記の条件にしたがって写実的に描きなさい。
<膜と包み方>
1)立体作品を、膜にしわやたるみが出ないように、力一杯引っ張って包む。
2)膜は、伸縮自在の材料からできており、どんな場合にも破れることはない。
3)膜は、艶がなく半透明で、中の立体の形や色が識別できる。
4)膜は、立体作品を包むのにちょうど良い大きさであり、結び目以外の余分な部分はない。
5)膜の結び目は、見る方向からは見えないところにある。
<描き方>
1)見る方向は斜め上方からとする。
2)水平面は一部だけを描けばよい。
3)陰影をつける。
4)鉛筆(黒)を用いる。定規やコンパスを使ってはいけない。
5)提出用紙は、受験番号を記入する箇所を右にして横長に用い、解答はその面に描く。点線から右の部分には描いてはいけない。
6)提出用紙の所定欄に受験番号を記入する以外、どこにも記号・数字・文字などを書いてはいけない。
2002年度 <設問>
「人間はひとくきの葦にすぎない。自然のなかで最も弱いものである。だが、それは考える葦である。彼をおしつぶすために、宇宙全体が武装するに及ばない。蒸気や一滴の水でも彼を殺すのに十分である。だが、たとい宇宙が彼をおしつぶしても、人間は彼を殺すものより尊いだろう。なぜなら、彼は自分が死ぬことと、宇宙の自分に対する優勢とを知っているからである。宇宙は何も知らない。
 だから、われわれの尊厳のすべては、考えることのなかにある。」
(パスカル「パンセ」より)
<材料と制作>
1)針金と紙を用いて立体作品を作る。
2)針金は1本、ステンレス製で、長さは200cm、断面は直径2mmの円形である。すべてを使いきる。
3)針金の端部どうしは、接着されていなければならない。
4)針金を曲げて形をつくる。針金をゆるやかな曲線状に曲げたり、鋭角に折り曲げることもできる。曲げる回数は自由であるが、針金を切断してはならない。
5)紙は、白く薄く障子紙のように光を通す。この紙は、引っ張っても破れない特殊なものである。
6)針金の形を作ったら、その形に合わせて切った紙の端を針金に接着剤で固定し、一重にぴんと張って面を作る。紙の張っていない部分があってもよい。
7)接着剤を使って、立体作品を水平面に固定する。
<条件>
1)見る方向は斜め上方からとする。
2)水平面は一部だけを描けばよい。
3)陰影をつける。
4)鉛筆(黒)を用いる。定規やコンパスを使ってはいけない。
5)提出用紙は、受験番号を記入する箇所を右にして横長に用い、解答はその面に描く。点線から右の部分には描いてはいけない。
6)提出用紙の所定欄に受験番号を記入する以外、どこにも記号・数字・文字などを書い
2001年度 この詩(高村光太郎の「道程」)を読んで感じたことを表す立体作品を、次に説明する材料を用いて作り、その作品が水平面に置かれている状況を想像して、下記の条件に従い、写実的に描きなさい。

<材料>
1)一辺が30cmの均質な白色の立方体がある。 
2)この立方体から体積にして4分の1を自由な形状で取り出す。取り出したものを、さらに自由な形状で2つに分ける。合計で3つの材料となる。取り出し方や分け方は、切断、抜き取りなど各自で工夫しなさい。
3)特別な接着剤を用いて、各材料を相互に接着させたり、水平面に固定することができる。


<条件>
1)見る方向は斜め上からとする。
2)水平面は一部だけを描けばよい。
3)陰影をつける。
4)鉛筆(黒)を用いる。定規やコンパスを使ってはいけない。
5)提出用紙は、受験番号を記入する箇所を右にして横長に用い、解答はその面に描く。点線から右の部分には描いてはいけない。
6)提出用紙の所定欄に受験番号を記入する以外、どこにも記号・数字・文字などを書いてはいけない。
2000年度 <設問>
春の海終日のたりのたり哉(蕪村) 

この俳句を読んで感じたことを表す立体作品を、次に説明する材料を用いて作り、その作品が白色の水平面に置かれている状況を想像して、下記の条件にしたがって写実的に描きなさい。

<材料>
1)一辺が30cmの正方形で、厚さが1cmの透明なガラス板が1枚ある。
2)長辺が60cm、短辺が30cmの長方形で、厚さが0.1cmの金属板が1枚ある。
3)金属板は最多で5つまで裁断することができるが、そのすべてを用いなければならない。
4)金属板は自由に折ったり曲げたりして形を作ることができる。
5)金属板の表面と側面(小口)は白色、裏面は青色である。
6)特別な接着剤を用いて、各材料を相互に接着させたり、水平面に固定することができる。

<条件>
1)見る方向は斜め上からとする。
2)水平面は一部だけを描けばよい。
3)陰影をつける。
4)鉛筆(黒)を用いる。定規やコンパスを使ってはいけない。
5)提出用紙は、受験番号を記入する箇所を右にして横長に用い、解答はその面に描く。点線から右の部分には描いてはいけない。
6)提出用紙の所定欄に受験番号を記入する以外、どこにも記号・数字・文字などを書いてはいけない。
1999年度 <設問>
にわとりの卵が二つある。一つは殻が破られ、新しい生命が生まれ出ている。もう一つはまだ卵のままである。卵の殻が破られて、ひなが出てくる様子を見ていると、あふれる生命力と誕生の歓びを感じとることができる。これをヒントにして、次に説明する材料を用いて、下記の条件にしたがって、新しいものが生まれる歓びを表す立体作品を作り、その作品が白色の水平面上に置かれている情景を想像して、写実的に描きなさい。
<材料>
1)にわとりの卵と相似形で、寸法がにわとりの卵のおよそ5倍の大きさで中身のない殻が二つある。殻の材質はにわとりの卵と同じで、殻の厚みは3mm程度である。
2)一つの殻は白色をしており、もう一つは茶色である。
3)底面が一辺10cmの正方形で、高さが20cmの直方体の粘土が一つある。この粘土は、切る、曲げる、薄く広げる、細く延ばすなど自由に加工できる。固まると白色になり、陶器のように硬くなる。
4)特別な接着剤を用いて、材料を相互に接着させたり、水平面の上に固定することができる。
<条件>
1)上記の材料の項で説明したもの以外は、使ってはならない。これらの殻と粘土を全部使いきって立体作品を作る。
2)白色の殻は割らずに使う。茶色の殻は割って使い、割り方は自由であるが、こなごなにしてはならない。割っても細かな破片は出ないものとする。
3)各材料は、他の一つ以上の材料と接着していなければならない。
4)見る方向は斜め上方からとする。
5)水平面は一部だけを描けばよい。
6)陰影をつける
7)鉛筆(黒)を用いる。定規やコンパスを使ってはいけない。
8)提出用紙は、受験番号を記入する箇所を右にして横長に用い、解答はその面に描く。点線から右の部分には描いてはいけない。
9)提出用紙の所定欄に受験番号を記入する以外、どこにも記号・数字・文字などを書いてはいけない。
1998年度 <設問>
樹木や森が重要なモチーフになっている文学作品は多い。たとえば、泉鏡花の「高野聖(こうやひじり)」やツルゲーネフの「猟人日記」、そして北原白秋の「落葉松(からまつ)」などがある。「高野聖」では人生のさびしさなどが、樹木や森の表現にこめられている。このように樹木や森は、さまざまな思いを人々に与えるものである。そこで、次に説明する材料を用いて、下記の条件にしたがって、樹木の持っている静かな存在感を表現する作品を作り、その作品が芝生におおわれた平な地面に設置されている情景を、想像して写実的に描きなさい。
<材料>
1)配布した写真(別紙1)に写っている枯れた大木の幹1本を用いる。この大木の幹の長さは約520cmで、幹の直径は太いところで約60cmある。
2)大木の幹の写真ではわからない部分の形態については、適当に想像しなさい。
3)この大木の幹をすべて使い、自由に切って6つの材料を作る。
4)この大木の幹を輪切りにしたり縦に切って作る板状のものや棒状のもの、あるいはジグザグに切って作る階段状のものなど、材料はどのような形でもよい。
5)特別な接着剤を用いて、材料を相互に接着させたり、芝生の上に固定することができる。
<条件>
1)材料を組み合わせて作品を作るが、各材料は、他のひとつ以上の材料と接着していなければならない。
2)6つの材料をすべて使いなさい。
3)上記の材料の項で説明したもの以外は、使ってはならない。
4)芝生は一部だけを描けばよい。
5)見る方向は斜め上方からとする。
6)陰影をつける
7)鉛筆(黒)を用いる。定規やコンパスを使ってはいけない。
8)提出用紙は、受験番号を記入する箇所を右にして横長に用い、解答はその面に描く。点線から右の部分には描いてはいけない。
9)提出用紙の所定欄に受験番号を記入する以外、どこにも記号・数字・文字などを書いてはいけない。
1997年度 <設問>
水深が浅く広いプールがある。そこに、子ども達が楽しく遊べ、また海への冒険心をいだけるような浮遊するひとつの作品を作る。次に説明する材料を用いて、下記の条件にしたがい、浮遊する作品を作り、それが水面に浮かんでいる情景を想像して、写実的に描きなさい。
<材料>
1)一辺が2mで緑色の素材でできた立方体がひとつと、一辺が1mで黄色の素材でできた立方体がひとつある。それらの素材は、硬く、強度が十分あり、軽くて水に浮かぶ。
2)それらの立方体は自由に加工することができ、立方体から角柱や円柱、板状のものや曲面状のものなどの材料を作ることができる。
3)特別な接着剤を用いて、材料を相互に接着することができる。いったん接着したら、水の中に入れても、大きな力が加えられても、はがれることはない。
<条件>
1)ひとつの立方体と、他の立方体を加工してできた材料を組み合わせて使ってもよい。立方体ふたつとも加工し、できた材料を組み合わせて使ってもよい。
2)加工した場合にできる余りの材料も含め、すべての材料を使う。
3)上記の材料の項で説明したもの以外は、使ってはならない。
4)プールの様子を描く必要はなく、水面の一部だけを描けばよい。人を描く必要はない。
5)見る方向は斜め上方からとする。
6)陰影をつける
7)鉛筆(黒)を用いる。定規やコンパスを使ってはいけない。
8)提出用紙は、受験番号を記入する箇所を右にして横長に用い、解答はその面に描く。点線から右の部分には描いてはいけない。
9)提出用紙の所定欄に受験番号を記入する以外、どこにも記号・数字・文字などを書いてはいけない。
1996年度 <設問>
一面芝生におおわれたなだらかな丘の上には、いつも同じ方向に風が吹いている。次に説明する材料を用いて、下記の条件にしたがって、春の風を感じさせる造形作品を作り、その作品が丘の上の水平面に置かれている情景を、想像して写実的に描きなさい。

<材料>

1)一辺5mの正方形で薄い白い布が1枚。
2)長さ40mで直径5cmの円形鋼管が1本。
3)長さ30cmで細いワイヤ(数本の鋼線をより合わせたロープ)が1本。
4)鋼管とワイヤは、ステンレス製であるが鏡面のようには反射しない。

<条件>
1)布は切断してはならない。
2)鋼管は、何本かに切断したり、自由に曲げたり折ったりして変形させてよい。ただし40m全部使うこと。
3)ワイヤは何本かに切断してよい。ただし30m全部使うこと。
4)特別な接着剤を用いて、材料を相互に接着させたり、水平面上に固定することは自由自在にできるものとする。
5)力学的な整合性を考える必要はない。
6)水平面は一部だけ描けばよい。
7)見る方向は自由とする。
8)陰影をつける。
9)鉛筆(黒)を用いる。定規やコンパスを使ってはならない。
10))提出用紙は、受験番号を記入する箇所を右にして横長に用い、解答はその面に描く。点線から右の部分には描いてはいけない。
11)提出用紙の所定欄に受験番号を記入する以外、どこにも記号・数字・文字などを書いてはいけない。
1995年度
<設問>
ある美術館の前の広場に置く立体作品を、次に説明する材料を用いて自由な発想で構成する。その立体作品を白色の水平面に設置する。その情景を想像して、下記の条件にしたがって写実的に描きなさい。





<材料>

1)一辺150cmの正方形で厚さ5cmの板、2枚。2枚とも薄い青色に塗装されている。
2)一辺100cmの正方形で厚さ10cmの板、2枚。2枚とも青色に塗装されている。
3)長辺200cm、短辺100cmで厚さ7.5cmの板、2枚。2枚とも白色に塗装されている。
4)直径および長さを各自が自由に決める円柱、3本。3本とも白色に塗装されている。
5)いずれの材料も表面は、なめらかであるが鏡面のように反射することはない。

<条件>
1)いずれの材料も接合または貫通のための切り込みはしてもよいが、切断したり曲げたり折ったりしてはならない。
2)一つの材料は他の一つ以上の材料と、必ず接合または貫通していること。
3)板として説明されている材料のいずれかにARTの三文字を描く。
一つの材料に三文字を描いても、一文字ずつ別の材料に描いてもよい。
文字の字体および大きさ、色彩は自由である。
4)設置する水平面は一部だけ描けばよい。
5)見る方向は斜右上方とする。
6)陰影をつける。
7)鉛筆(黒)を用いる。定規やコンパスを使ってはならない。
8)提出用紙は、受験番号を記入する箇所を右にして横長に用い、解答はその面に描く。点線から右の部分には描いてはいけない。
9)提出用紙の所定欄に受験番号を記入する以外、どこにも記号・数字・文字などを書いてはいけない
1994年度 <設問>1
下図はある立体の第三角法による図面である。この立体を平面図で示してある太い矢印の斜め上方から見たところを、線のみで下記の条件にしたがって描きなさい。





<条件>

1)解答用紙1(図2参照)にはこの立体のA,B,Cの3つの点と黒く塗られた2つの面がすでに描かれている。これらの点や面を基準として全体を完成させなさい。
2)この立体は黒く塗られた面以外は白色である。
3)線のみで描くこと。陰影をつけてはならない。

<設問>2


<設問>1で示された立体を平面上のD−D’で垂直に切断する。次に切断された2個の立体と任意の長さの針金1本を使って立体構成し、白い平面上に置く。その状態を想像して、任意の角度から下記の条件にしたがって写実的に描きなさい。



条件

1)自由な立体構成を可能にするために、2個の立体のそれぞれの球の部分のみに針金の両端をつきさし固定できる。
2)針金は自由に曲げることができて、立体を自由に構成できるだけの強度をもつ。
3)ある方向から光があたっているとして陰影をつける。


注意事項
1)鉛筆(黒)を用いる。定規やコンパスを使ってはならない。
2)提出用紙は、受験番号を記入する箇所を右にして横長に用い、解答はその面に描く。点線から右の部分には描いてはいけない。
3)提出用紙の所定欄に受験番号を記入する以外、どこにも記号・数字・文字などを書いてはいけない